ブログは真剣にやらなきゃダメですか
kiichimaです。
僕はこのブログを開設するまで、ブログを始めたいという思いを持ちながらもいつも一歩を踏み出せないでいました。
前々回の記事でその理由について考えてみたところ、大まかに3つの事柄に分けられるということがわかりました。
ブログ、なんで始められないの - 140文字じゃおさまらないこと
- 挫折のトラウマ
- ハイレベル志向
- 自分に自信がない
今回はその二つ目について書いていきたいと思います。
ハイレベル志向
今や空前のブログブーム。
テレビや新聞でも「ブロガー」という肩書を目にすることもめずらしくなくなり、人気ブロガーが本を出版し、情報番組に出演し、振興のために地方の観光地がブロガーを招待したりする時代。
ブログで収入を得て生活をする人も続出し、職業としてのブロガーというものも世間に浸透してる感じですね。
人気ブロガーさんの書く記事はほんと質が高くてためになる。
ネットで調べ物をしたとき、たどり着く情報はだいたいブログ。
僕がこのブログを開設するにあたっても、そんなブログの記事を参考にしました。
ほんと手取り足取りといった感じで、おかげでスムーズに始めることができました。
ありがとうございました!
でも、そんなハイレベルなブログを見てると思うんですよ。
「ブログって、役に立つことを書かなきゃいけないものなのかな?」
日記じゃだめなんですか
僕はパソコン歴だけは長くて、それこそブログというものが流行りだす前からインターネットは使っていました。
僕が初めてネットに接続をした頃、ネットに文章を書くというのは、まず自分のホームページを作成し、そのサイトの中に「日記」というコンテンツを作り、そこにみんな文章を書いていました。
なので、僕にとってはブログというのは日記。
その延長というイメージがどうしてもあるのです。
ところが、僕が目にするブログといえば「スマホアプリ」「ライフハック」「アウトドア」「デザイン」…
あとエログ(笑)
みんな何らかのジャンルに特化していて、そして役に立つことが書かれている。
まあ、僕が見るものが偏っているだけかもしれません。
それに特定のブログをブックマークやリーダーに登録して定期的に見る、いわゆる「巡回」といったことをする習慣もなく、調べ物をしたときにたどり着いたサイトの記事を見るという形でしかブログの記事を見る機会がほとんどなかったからだろうな、と今考えてみると思います。
でもそれで僕は
「ブログは扱うジャンルが決まっていて、かつ役に立つ情報をのせてなければ成り立たない」
という認識が刷り込まれてしまったのです。
僕にも趣味とか好きなもはそりゃあるけど、記事にして発信できるほどの正確さや幅広さを備えたものは一つもない。
僕にブログは無理だ…と思いました。
本気でやるならワードプレス!!
「特定のジャンル」「役に立つこと」といった刷り込みとともに、僕がブログについていつのまにか持っていた認識が以下の二つ。
「ブログで収入を得ることは可能」
「そういう、稼げるブログを作るならワードプレスでやれ」
先ほどのサイトもそうですが、ブログを始めることについて解説してくれているブログはどのサイトも口を揃えてそう言っている。
どういうことかというと、はてななどの無料ブログは運営元の会社が管理しているネット上のスペースを借りてやるものだから、広告を表示させるといった利益を得る仕組みの導入やデザインのカスタマイズ性に制限がある。
だが、ワードプレスでサイトを構築してブログを始める分には使用するネット上のスペースは自分の管理なので広告の導入も自由だし、サイトだって自分のものなのでその気になればオリジナルのデザインを一から作ることも可能。
なので、本気でブログをするのなら断然ワードプレス!!
なんかそうらしいです。
僕は人気ブロガーになって有名になりたいという願望は特にないんですが、「カスタマイズ自由」とか「オリジナル」といった言葉に弱い。
それにWeb関係の仕事をしていたものだから、ワードプレスに関しては「今まで触れていなかったことがむしろ恥、この機会にいっとくべき」みたいな気持ちが自分の中に湧き上がってくる。
無職には荷が重い
ところが!
ワードプレスでブログ運営するのは基本的に有料。
サーバースペースを自分で契約するから。
ここ超重要にして壁。
なぜなら僕は基本的に無職だから。
基本的にというのは、ずっとじゃないけど無職であることが多いということ。
とくに「ブログしよっかな~」なんてことを考えるときはたいがいなりたての無職のとき。
収入が一切ないのはもちろん、先の見込みもまだ何にも見えてないから、たとえ年間数千円でも出費となると考えてしまう。
でも実はワードプレスを触ってみること自体は可能だった。
その当時、ワードプレスを触ってみる必要性がたまたま別件で浮上して調べてみたところ「XAMPP(ザンプ)」という、いわゆる仮想サーバーソフトウェアを使ってワードプレスをインストールすることが可能であると知ったのでやってみたことがある。
そのときの感触は、習得は一朝一夕にはいかないな、という感じだった。
別にブログやってく分には習得とまで考えずとも、必要に応じて使い方を徐々に押さえていけばよいのだが、別件の目的を達成するために習得まで行きたかった。
余裕がなくなって普通に挫折した。
おもに心の余裕。
何日も取り組んでるうちに「なにやってんだろ?」と思ってしまった。
無職に時間はあるようでない。
もろもろの諸事情
さて、二つ目のお題はこれでだいたい説明終わったかな?(確認)
ブログ、なんで始められないの - 140文字じゃおさまらないこと
- ブログやるならWordpress
- 有料
- ブログで稼げるんだろうか
- 見てもらえるんだろうか
- 書くテーマが決まらない
- 早く書けない
- 面白い記事が書けない
- ためになる記事が書けない
- ハンドルネームが決まらない
- ブログのタイトルが決まらない
- 絵が描けない
- デザインができない
ワードプレスと有料であることの懸念については先述の通り。
実際に収入を得てるブロガーさんの記事いくつか見たところでは「ブログで収入らしい収入というものを得るようになるには3年以上はかかりますよ」って意見が有力ぽい。
素人にはおすすめしない、てこと。
収入以前に、見てもらえる記事が書けないと話にならない。
それなりのPVを集められる記事を量産し続けること。
そのためにみんなテーマを特化させ、取材して、何百というアプリを試す。
書く早さとか、むしろそれなんで出てくる?
ハンドルネームか。
kiichimaって自分でも意味わかんないから変えたいって話。
元々ハンドルネームは中島己一で、そこからメールアドレスなどのIDに用いるために決めたもの。
ハンドルネームが中二くさく思えて使わなくなり、結果これだけを使ってる。
悩むなら本名でやればいい話。
前記事で書いたとおり特定が嫌でできない。
ブログタイトル。
2012年頃から、ふと思いつくとEvernoteにメモしてた。
古い順から「プラスチックサイダー」「ロール・スロー・イス」「世界の中心で無職をさけぶ」「ITこたつ」「たぶん、あした雨」「くずれおちる」「駄目人間のライフハック」「人生なんも面白くなかったマン」「そよ風にすら翻弄されて」「そして今に至る」「セミナーなう」「チョバムアーマー」「GUI.com」「ぽてんヒッツ」「勝ちなんてナイナイ、諦観系ブログマガジン「AKIRAME」」「諦観系ブログ「どうせ俺だし」」「プレッシャーは横たわっている」「諦めから始めるA to Z」など。
はじめおしゃれ系意識してて、それからテーマ特化ブログを標榜したりもして、そして近年は後ろ向きに。
全部没にしたやつなんで、こうして晒すの恥ずかしい。
でもわかってほしい(笑)
自分はむかし、パソコンでお絵描きをしてそれを自分が作成したホームページで公開するという古き良き嗜みもやってました。
ほんのわずかでしたが。
それで、ネットで再び何かするならそういうブログを、なんて漠然と考えてました。
けれど、それもまたブログの開始を遠ざけていましたね。
いま絵を描こうか、ってもなんも思いつかないもん。
以上、「僕がブログを始められなかった理由」その2でした。
こうして書いてみると、
- ブログを始めることについて考えたり調べたりすればするほど、ブログ開始が遠ざかっていった。
という気がしています。
いや、もっとぶっちゃけて言うと
- ブログについての有用な情報こそが僕がブログを「始める」妨げとなった
気すらするんですが、完全に逆恨みですよね…
あと、後半は完全に自分のこじらせだし (-_-;)
まあ、書いてすっきりしました。
そして、自分が有名ブロガーになる素質がないこともわかりましたよ!